日々の生活でできること ~小さな工夫で快適な日常生活~
禁煙しましょう
喫煙は加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)のリスクを高めることがわかっています。喫煙している方は禁煙に挑戦してみましょう。
太陽光を避けましょう
太陽光の中の青から紫色の光は、黄斑(おうはん)の老化に関係するといわれています。日差しの強い日は、サングラスや帽子、日傘などで太陽光から目を守るようにしましょう。
バランスのよい食事を心がけましょう
進行を防ぐために、ビタミンC、ビタミンE、ルテイン・ゼアキサンチン、亜鉛、ω(オメガ)-3多価不飽和脂肪酸などを多く含む食べ物を積極的に食事に取り入れましょう。
これらの栄養素にはデメリットもありますので、サプリメント等を摂取する場合は医師に相談しましょう。
作図:
飯田 知弘 先生(東京女子医科大学 眼科学講座 教授・基幹分野長)
参考:
大路正人、五味文 編. これだけは知っておきたいポイント 加齢黄斑変性. 医薬ジャーナル社. 2010.
Age-Related Eye Disease Study 2 Research Group: Journal of the American Medical Association 2013; 309: 2005-15
Chong EW et al.: Archives of Ophthalmology 2008; 126: 826-33
拡大鏡を活用しましょう
見やすい、使いやすい拡大鏡を探してみましょう。
爪切りにはやすりが便利で安全です
特に足の爪を切るのが難しいので、爪切りではなく、やすりを使うと便利です。
周囲の人に声をかけておきましょう
「見えづらいので、ご挨拶できないこともあるかもしれません。」と断っておけば安心です。
段差があるところには、目立つ印をつけて安全第一
段差がわかりにくいことがあります。幅の広い目立つ色のテープを貼るなど、判別しやすい工夫をしましょう。