加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)の治療法
滲出型加齢黄斑変性(しんしゅつがたかれいおうはんへんせい)に対して、現在行われている主な治療法は、次の3つです。
中心窩(ちゅうしんか)の下に新生血管(しんせいけっかん)があるときに行える治療法
抗VEGF薬(こうブイイージーエフやく)治療
VEGFのはたらきを抑えるお薬を目に注射します。新生血管の成長やそこから漏れ出る血液中の水分を減らします。 アイリーア®(2mg)/アイリーア®8mgによる治療も抗VEGF薬治療といいます。
光線力学的療法(こうせんりきがくてきりょうほう)(PDT)
光に反応するお薬を腕の静脈から投与し、弱いレーザーを照射して、新生血管を閉塞させます。
中心窩(ちゅうしんか)からはなれたところに新生血管(しんせいけっかん)があるときに行える治療法
中心窩(ちゅうしんか)の下に新生血管(しんせいけっかん)があるときに行える治療法
レーザー光凝固(ひかりぎょうこ)
レーザー光線を新生血管のあるところに照射します。新生血管の成長を止めることができますが、同時に網膜も凝固されるため、照射したところの網膜では、ものが見えなくなります。