ROP
アイリーア(2mg)の承認された効能又は効果(抜粋):未熟児網膜症*
アイリーア(2mg)の承認された用法及び用量(抜粋):
〈未熟児網膜症〉
アフリベルセプト(遺伝子組換え)として1回、0.4mg(0.01mL)を硝子体内投与する。なお、必要な場合は再投与できるが、1ヵ月以上の間隔をあけること。
*
本適応症は「アイリーア®硝子体内注射液40mg/mL」の効能又は効果として承認されています。「アイリーア®硝子体内注射用キット40mg/mL」の効能又は効果としては承認されていません
アイリーア(2mg)の製品特徴
未熟児網膜症
日本の有効性主要解析について、アイリーア(2mg)投与により、24週時点で活動性のROPがなく、かつ不良な形態学的転帰もない患者の割合(奏効割合)は82.7%であり、アイリーア(2mg)投与による奏効割合の両側95%信頼区間の下限値は72.2%で、事前に規定した奏効割合の閾値(66%)を超えており、アイリーア(2mg)投与群の奏効割合の閾値に対する優越性が検証されました(検証的解析結果)。(第Ⅲ相試験:FIREFLEYE試験)
日本以外の国または地域の有効性主要解析について、アイリーア(2mg)投与により、24週時点で活動性のROPがなく、かつ不良な形態学的転帰もない患者の割合(奏効確率)※1はアイリーア(2mg)投与群で85.5%であり、レーザー治療群に対するアイリーア(2mg)投与群の群間差が-5%以上となる確率は88.4%で、事前に規定した基準(95%以上)を下回っており、レーザー治療群に対するアイリーア(2mg)投与群の非劣性は検証されませんでした(検証的解析結果)。(第Ⅲ相試験:FIREFLEYE試験)
1歳時※2に活動性のROPがなく、かつ不良な形態学的転帰もない患者の割合は97.4%でした※3。(第Ⅲb相試験:FIREFLEYE NEXT試験中間解析)
※1
ベイズ統計モデルにより推定
※2
組入れられた患者の50%以上で1歳時データが得られた時点でデータカットオフを行いました。
※3
FIREFLEYE NEXT試験では試験治療を行っていません。