製剤の調製手順 - 注射液(バイアル)
アイリーア®硝子体内注射液40mg/mLの使用方法
アイリーア取扱い上の注意
【規制区分】
生物由来製品、劇薬、処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)
【貯法】
遮光し、凍結を避け、2~8℃に保存すること。
【使用期限】
外箱に表示(24ヵ月)
【取扱い上の注意】
遮光を保つため、本剤は外箱に入れた状態で保存すること。
【承認条件】
医薬品リスク管理計画を策定の上、適切に実施すること。
【適用上の注意】
投与前
- 本剤は、硝子体内にのみ投与してください。
- 本剤は、注射前に室温に戻してください。また、室温に放置した時間が24時間を超えないように使用してください。
- 未開封で室温に放置した時間が24時間を超えない限り、再度冷蔵保存することができますが、必要最小限に留めてください。
- 投与前には、目視による確認を行い、注射液に微粒子、混濁又は変色が認められる場合、容器に破損が認められる場合等、異常が認められる場合には使用しないでください。
- 硝子体内注射は、無菌条件下で行ってください。(手術用手指消毒を行い、滅菌手袋、ヨウ素系洗眼殺菌剤、滅菌ドレープ及び滅菌開瞼器等を使用してください。)
- 本剤投与前に、十分な麻酔と広域抗菌点眼剤の投与を行ってください。(広域抗菌点眼剤は本剤投与3日前から投与後3日まで投与してください。)
- 過量投与を防ぐため、投与量が印字された標線(0.05mLに相当)であることを投与前に確認してください。
投与後
- 患者様に対し、眼内炎を示唆する症状(眼痛、充血、羞明、霧視等)があらわれた場合には直ちに連絡されるようにご指導ください。
- 投与手技に起因する有害事象として結膜出血、眼痛、硝子体浮遊物等の有害事象が多く報告されているので注意してください。
- 硝子体内注射により眼圧を一過性に上昇させるおそれがあるので、本剤投与後、視神経乳頭血流の確認と眼圧上昇の管理を適切に行ってください。
- 本剤の硝子体内注射後、一時的に霧視等があらわれることがあるため、その症状が回復するまで機械類の操作や自動車等の運転には従事させないようご注意ください。
- 効能又は効果、用法及び用量、禁忌を含む使用上の注意等は添付文書をご参照ください。