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副作用注)

滲出型加齢黄斑変性患者を対象として国内外で実施された第Ⅲ相試験〔2試験の併合解析(2年間)〕において、本剤投与群で1,824例中896例(49.1%)に副作用※1が認められました。主な副作用は、結膜出血480例(26.3%)、眼痛158例(8.7%)、眼圧上昇89例(4.9%)などでした。うち本剤投与群に割り付けられた日本人症例76例(本剤2mg4週ごと投与群26例、本剤0.5mg4週ごと投与群25例、本剤2mg8週ごと投与群25例)中31例(40.8%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血16例(21.1%)、眼痛、点状角膜炎が各4例(5.3%)でした。(承認時)

網膜中心静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫を有する患者を対象として国内外で実施された第Ⅲ相試験(76週間)において、本剤2mgを投与された146例(本剤群104例、偽注射+本剤群42例)中53例(36.3%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血20例(13.7%)、眼圧上昇15例(10.3%)、眼痛14例(9.6%)、眼刺激8例(5.5%)などでした。また網膜中心静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫を有する患者を対象として海外で実施された第Ⅲ相試験(100週間)において、本剤2mgを投与された171例(本剤群114例、偽注射+本剤群57例)中64例(37.4%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血29例(17.0%)、眼痛17例(9.9%)でした。2試験(76週間と100週間)の併合解析において、本剤2mgを投与された日本人症例16例(本剤群13例、偽注射+本剤群3例)中1例に副作用(結膜出血:6.3%)が認められました。(効能追加承認時)

網膜静脈分枝閉塞症に伴う黄斑浮腫を有する患者を対象として国内外で実施された第Ⅲ相試験(52週間)において、本剤2mgを投与された158例(本剤群91例、レーザー治療群67例 )中43例(27.2%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血26例(16.5%)などでした。うち本剤を投与された日本人症例18例(本剤群11例、レーザー治療群7例)中3例(16.7%)に副作用〔眼圧上昇、眼痛、尿中血陽性、尿中ブドウ糖陽性、蛋白尿:各1例(5.6%)〕が認められました。(効能追加承認時)

病的近視における脈絡膜新生血管患者を対象として国内外で実施された第Ⅲ相試験1試験(48週間)において、本剤2mgを投与された116例(本剤群91例、偽注射群25例 )中25例(21.6%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血10例(8.6%)、点状角膜炎7例(6.0%)、眼痛6例(5.2%)などでした。うち本剤を投与された日本人症例85例(本剤群67例、偽注射群18例)中18例(21.2%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血10例(11.8%)、点状角膜炎7例(8.2%)でした。(効能追加承認時)

糖尿病黄斑浮腫を有する患者を対象として国内外で実施された第Ⅲ相試験〔3試験の併合解析(1年間)〕において、本剤2mgを投与された730例(本剤群650例、レーザー治療群80例 )中276例(37.8%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血178例(24.4%)、眼痛51例(7.0%)、硝子体浮遊物33例(4.5%)でした。うち本剤を投与された日本人症例128例(本剤群123例、レーザー治療群5例)中35例(27.3%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血23例(18.0%)でした。(効能追加承認時)

血管新生緑内障を有する患者を対象として、偽注射に対する優越性を検証した国内第Ⅲ相臨床試験(13週間)において、本剤2mgを投与された50例(本剤群27例、偽注射群23例)中12例(24.0%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血3例(6.0%)、注射部位疼痛3例(6.0%)でした。また本試験の有効性を確認する目的で実施された国内第Ⅲ相臨床試験(5週間)において、本剤2mgを投与された16例中3例(18.8%)に副作用が認められました。副作用の内訳は、眼痛2例(12.5%)、眼そう痒症および頭痛が各1例(6.3%)でした。

未熟児網膜症患者を対象として国内外で実施された第Ⅲ相試験(24週間)において、本剤0.4mgを投与された79例(本剤投与群75例、レーザー治療群4例)中17例(21.5%)に副作用が認められました。主な副作用は、結膜出血4例(5.1%)、網膜出血、注射部位出血、眼圧上昇が各3例(3.8%)でした。

注)
投与手技に起因する有害事象を含む。
※1:
電子添文に準じ、併合での集計結果を記載した。