製剤の投与方法
アイリーア8mgの効能又は効果
中心窩下脈絡膜新生血管を伴う加齢黄斑変性
糖尿病黄斑浮腫
効能又は効果に関連する注意
本剤による治療を開始するに際し、疾患・病態による視力等の予後を考慮し、本剤投与の要否を判断すること。
アイリーア8mgの用法及び用量
アフリベルセプト(遺伝子組換え)として8mg(0.07mL)を4週ごとに1回、通常、連続3回(導入期)硝子体内投与するが、症状により投与回数を適宜減じる。その後の維持期においては、通常、16週ごとに1回、硝子体内投与する。なお、症状により投与間隔を適宜調節するが、8週以上あけること。
用法及び用量に関連する注意
7.1
両眼に治療対象となる病変がある場合は、両眼同時治療の有益性と危険性を慎重に評価した上で本剤を投与すること。なお、初回治療における両眼同日投与は避け、片眼での安全性を十分に評価した上で対側眼の治療を行うこと。
7.2
導入期における投与回数については、疾患活動性の評価に基づいて3回未満とすることも考慮すること。また、維持期においては、定期的に疾患活動性を評価し、疾患活動性を示唆する所見が認められた場合は、16週より短い間隔での投与開始又は投与間隔の短縮を考慮すること。[17.1.1、17.1.2参照]
適用上の注意
14.1
薬剤投与前の注意
14.1.1
本剤は、注射前に室温に戻すこと。室温に放置した時間が24時間を超えないように使用すること。
14.1.2
目視による確認を行い、注射液に微粒子、混濁又は変色が認められる場合、容器に破損が認められる場合等、異常が認められる場合には使用しないこと。
14.1.3
包装又は製品に破損や開封された跡がある場合、又は期限切れの場合には使用しないこと。
14.1.4
正しい濃度の製剤であることをバイアルのラベルで確認すること。
14.2
薬剤投与時の注意
14.2.1
本剤は硝子体内にのみ投与すること。
14.2.2
30ゲージの眼科用針を使用すること。
14.2.3
1バイアルは1回(片眼)のみの使用とすること。